お賽銭は熨斗(のし)袋に入れないと、神様に失礼ですか?
今日は、このような、ご質問を頂きました。
答えから申しますと、熨斗袋に入れないと失礼です!
ということは、ありません。
熨斗袋に入れる余裕があれば、尚、丁寧でよろしいかと思います。
どこの神社さんでお聞きになっても、このように答えられると思います。
それは、熨斗袋に入れるのが「神道」の決まり!ではないからです。
準備ができるときは、白い半紙(お習字の練習用の紙)でよいので、
三つ折にして熨斗袋を作ってみましょう。
えっ!? お習字の半紙なんかでいいの?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
かくいう私自身も、巫女研修で初めて聞いた時はビックリしました!
東京に出てきてからも、関東は違うかもしれないと思い、
東京の浅草神社にお参りした時にも、
相模の国、一宮の寒川神社へお参りしたときも、
神職の方にお聞きしましたが、、
まず、一般参拝で熨斗袋を用意して参拝しよう!
と思っていること自体に、すごく感動してくださいます。
そして、綺麗な(清浄な)白い紙であれば、
お習字用の半紙で構いませんよ、と。
これは、今まで、結構な数の神社さんでお聞きしていますが、
1社たりとも、そんなのはダメです!と言われたことは、
1度たりともありませんので、ご安心頂いて結構かと思います。
なお、一般参拝のときは、「初穂料」と書きます。
結婚式や、昇殿参拝するときは、「玉串料」です。
ここは、間違わないようにしましょう!
なお、このときに用意するお札は、
こちらも、できれば新券だと、尚、良いと言われています。
なぜなら、神様に対しては〝清浄さ”を、一番大切にするからです。
小銭の場合は、おひねりという形で、半紙にくるんで、
賽銭をあげると、尚、丁寧ですが、
同じく、そうしないと神様に失礼だとか、罰が当たるというものではないので、
ご安心くださいね。
ということで、本日の質問「お賽銭は熨斗(のし)袋に入れないと、神様に失礼ですか?」
に対する回答ですが、
「失礼でもないですし、罰も当たりませんよ。」ということです。
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